チガヤの花穂
2016年12月25日

茅(ち)の輪の原料になるチガヤの花穂です。6月初旬に、長野市の犀川堤防上で撮影しました。もう少し季節が進むと、花穂は広がって、真っ白の真綿を付けたようになります。出穂前のチガヤはシバメ(芝芽?)と呼んで、子供のころ食べた…
サンシュユ(4)
2016年12月17日

春先に黄色い花を咲かせたサンュユは、夏の終わりころには果実は真っ赤に熟します。ところで、サンシュユは中国原産で、江戸時代中期に薬木として渡来しました。鶴冨姫と那須大八郎の故事は鎌倉時代のことですから、まだ日本には存在しな…
サンシュユ(3)
2016年12月16日

サンシュユはミズキ科の植物で、同じ仲間にヤマボウシやハナミズキがあります。この科の植物の葉脈は、葉の周囲を取り囲むように伸びる掌状脈です。また、サンシュユの葉裏には葉脈に沿って褐色の硬い毛が生えていて、葉裏で顔などの柔ら…
サンシュユ(2)
2016年12月15日

サンシュユは春先に写真のようなかわいい黄色い花を咲かせ、ハルコガネバナ(春黄金花)とも呼ばれます。まだ寒さの残る季節にこの花を見ると、春の訪れを感じます。 「ひえつき節」は、宮崎県椎葉村の民謡です。もともとは、稗(ひえ)…
サンシュユ(1)
2016年12月13日

冬枯れの中、当医院の前庭のサンシュユ(別名 秋珊瑚)の木の枝に、赤い果実が残っていたので、試しに食べてみました。噛むと硬くて大きめの核(種子)が歯にあたりました。果肉は酸味と淡い苦みがあり、舌に渋みが残りました。あまり美…
マムシグサの果実
2016年11月27日

箱山登山の脇で、マムシグサの美しい朱赤色の果実を見つけました。「食べたらさぞかし美味しいだろう」と思いますが、ひどく辛いのでやめたほうが良いです。辛いことは知っていたのですが、以前この果実を口に入れたことがあります。ちょ…
メタセコイアに雪
2016年11月24日

本格的な雪が来て、紅葉のメタセコイアが白くなりました。メタセコイアは落葉の針葉樹で、1945年に中国の奥地で発見されました。戦後、長野県が県内の地方事務所に植樹した際、ここ下高井地方事務所(現在は中野庁舎)にも植えられま…
神戸のイチョウ
2016年11月19日
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飯山市瑞穂区神戸(ごうど)の大イチョウの黄葉が始まっていました。この木の黄葉、落葉は、この地方では一番遅いとのことですが、私の観察ではイチョウは古木、大木になるほど遅くなるようです。