減塩のすすめ
2016年10月26日
山形県をドライブしたとき、温海温泉付近の海岸で撮影しました。小雨が降っていて、海は荒れていました。写真とはあまり関係がないのですが、海水は塩辛いから、ここでは塩分のことを書きます。何10億年も前、生物が海の中で誕生したとき、生物は当時の海水と同じ濃度の塩分を体の中に持っていました。陸上に上がった生物は、少ない塩分摂取量でも同じ塩分濃度を保つことができるようなシステムを獲得しました。しかし、過剰に塩分を摂取すると、余った塩分を排泄するのに多大なエネルギーが必要になります。塩分の摂りすぎは腎臓に負担をかけることになり、それが高血圧症の原因になります。
塩分摂取量は1日に6グラム以下が望ましいのですが、10グラム以上摂っている人がたくさんいます。気を付けましょう。