ほけたコゴミ
2020年5月18日
食べられるのはもっと若い新芽です。今の時期は皆、このように成長しています。正確にはクサソテツと言います。新芽の様子が人が屈(こご)んでいるように見えるから、こう名付けられたと思います。コゴミを始めとする青みの強い野菜(野草)は、ビタミンKが豊富です。血液凝固を阻害して(俗に言う「血液サラサラ」)血栓形成を抑えるワルファリン・カリウム(ワーファリン)は、ビタミンKを摂りすぎると効かなくなります。納豆もそうですが、ワーファリンを飲んでいる人はコゴミも注意が必要です。最近ワーファリンはあまり使われなくなり、DOACと呼ばれる薬剤が主力になりつつあります。