信濃竹原駅周辺
2021年2月9日
戦前はこの辺りは、製材工場や合板、単板製造工場、パルプ工場などが進出していて栄えました。奥志賀高原から搬出したブナ材がここに集結し、さらにブナ材の加工が盛んにおこなわれたようです。竹原駅から貨物の搬出も行われたことでしょう。
戦後、ブナ材の搬入量が減り、私が子供のころは駄々広い空き地に、崩れた工場が寂しく残るだけでした。今回、再度訪れたら小規模の製材工場があるだけで、さびれていました。近くに小さな、食品加工の工場が新しく建てられていました。友達の親がやっていた葉緑素の製造工場はあばら家で残っていました。