コケモモの花
2021年7月11日
乗り物で山頂に達することができるようになって、「のぞき」から横手山頂に至る登山道は荒れていました。半面、登山客が少なくなったせいで高山植物はとても元気でした。特に、写真のコケモモの群落は見事でした。盛り上がるように樹高が高く、花の付き方、広がりともに申し分ありません。
ヨーロッパの小説などによくコケモモの実でジャムを作る・・・といった話が出てきますが、私はいつもその文章を疑います。北アルプスなどでよくコケモモの赤い果実を見かけますが、ジャムにするほど鈴なりになった果実を見かけません。そして、一つまみ口に入れてもそれほど美味しいとは感じません。同じスノキ属のクロマメノキやクロウスゴのほうが収穫量多く味も美味です。翻訳家が植物名を間違たのではないか?というのが私の持論です。(スノキ属の代表格はブリーベリーです)