キカラスウリの雌花
2021年9月1日
雌雄異株で、夕方開花して翌朝にはしぼみます。雌株は数年かかって成長し、黄色い大きな果実をたくさんつけると、その株は枯れ死します。雄花は目出たない花を咲かせますが、長年生き残ります。我が家の庭には雄花だけあります。実を付けなくて、ツルだけが庭木に絡みついています。」
夕闇の中でぼんやりと咲く花は、幻想的です。夜咲く花は蛾の仲間が花粉の媒介をします。近くに雄花がなくても雌株は実を付けることから、蛾は夜もかなり活動的に飛び回るようです。
写真は、山ノ内町上林で撮影しました。夕方に何かの虫に花を食われたらしく少しボロです。