篠井川水系をめぐる (41)篠井川河口部
2022年11月20日
長かった篠井川の旅も今回が最後です。篠井川は千曲川の河川敷を400mほど流れて千曲川に注ぎます。河川敷内の篠井川は両岸が堆積土砂で覆われていて、がっかりするほど狭小です。
篠井川の岸辺には四手網の櫓(やぐら)が残っていました。私の記憶の櫓はもっと大きいものでした。昭和20年前半、父は殿橋のすぐ上流に四手網の櫓を持っていました。その櫓は今お示ししている櫓より背丈がずっと高く、その高さからして 四方に渡した竹竿とそれに張られた網は随分大きなものだったと思われます。父は一晩中そこで漁をして、夜が明けるころ小鮒や小鯉でビクをいっぱいにして持ち帰りました。
長いお付き合い、有り難うございます。最終回は撮影地点の地図を提示します。