寒冷低気圧通過中
2024年5月16日
5月15日 午後6時29分 上空に寒気を伴った低気圧が日本海を東進していました。北西の空に様々な形の積雲が現れ、日没直前の太陽から光芒が差していました。夜になって中野は小雨が降りました。
毎年、この時期は寒気の南下に伴うにわか雨が良く降ります。晴れていたかと思うと、急にザーッと降ってきます。以前、「蕗(ふき)の葉をかぶって聞くや時鳥(ほととぎす)」という一茶の句に、私が次のような解説を(生意気にも)書いたことがあります。・・・・・初夏にフキが大きく葉を広げるころ、畑に出ていたら急に空が暗くなって雨が降ってきた。被るものがなかったので、フキの葉を被ってその声を聴いた・・・・ その解説文を、俳句をやっている方に読んでもらったら、「ホトトギスは妻恋しさに、喉から血を流して一晩中泣き続けるという。一茶は歳をとっても情念が強く、妻を亡くしたとき悲しくて、フキの葉を被ってその声を聴いたのだよ」‥‥と。私は一茶がフキの葉を被ってホトトギスの声を聴く必然性がないと思いました。
初夏のにわか雨とホトトギスの鳴き声は良く経験します。 今年も2日前の雨上がりの夕方、東山でホトトギスの鳴き声を聴きました。
5月18日 追記 夕方、北信総合病院で勉強会があったので出席しました。家からは自転車で行きました。会が終わって駐輪場でヘルメットを被っていた時、思いがけずすぐそばでホトトギスが一声鳴きました。・・・・「特許許可局」・・・、そしてもう一声。 それっきりホトトギスは鳴きませんでした。こんな街中でホトトギスの声を聞くのは初めてです。カッコウの声はよく聴くのですが。 そこで一句 ヘルメットを被って聴くやホトトギス (お粗末)