信大自然植物園
2024年7月11日
7月7日 午後 里の暑さに耐えかねて志賀高原へドライブしました。自然植物園の駐車場には大型のバスが停まっていました。植物園の会議室には大勢のお客さんが、自然観察の講義を受けていました。私は散策路を歩きました。
正面は志賀山溶岩流の台地です。粘凋な溶岩はコリオリ力(りょく)により時計回転に流れ下りました。志賀山山頂の北面、西面は特別保護区で入山が規制されています。しかも、このあたりの地形は複雑で、紙地図と磁石の時代には山慣れたヒトでも迷うと言われました。そのため「おたの申うすの平」と呼ばれる地名があるほどです。
自然植物園の中の登山道はよく踏まれているので遭難の心配はありません。この辺りは針葉樹と広葉樹の混交林ですが、伐採を免れた針葉樹(コメツガ、ウラジロモミ、クロベ)が鬱蒼と生えています。里の暑さが嘘みたいに涼しいです。