リンゴ「秋映」
2017年10月3日
このところの冷え込みで、秋映(あきばえ)が急に色付いて来ました。収穫はもう少し先になりそうです。秋映はリンゴ園を経営しながら新品種を開発してきた故小田切健男氏が、長い年月をかけて生み出した美味しいリンゴです。ちなみに、小田切氏は私の小学校の同級生です。小学生のころ小田切君のリンゴ園に見学に行ったこともありました。
秋映は甘さと酸味が程よくバランスとれている、果肉がしっかりしていてぼけにくい、などの特徴がありますが、一番はその果皮の色調です。秋映の暗赤色はリンゴの数ある品種の中でも、最も濃い色です。店先に並んでいれば、つい手に取ってしまいたくなります。
秋映えは、シナノゴールド、シナノスィートと並ぶ信州リンゴ三兄弟の一つで、とても人気があります。最近中野市周辺では栽培面積が増えてきました。