青柳宿大切通し
2018年11月25日
旧善光寺街道は東筑摩郡筑北村坂北から麻績村方向に向かいます。坂北の青柳宿のすぐ先で、善行寺街道は小さな峠道に差し掛かります。江戸時代にここを通りやすくするために、切通しが開かれました。昭和30年頃、さらに道路改良がなされ、車が通れるようになりました。切通しの部分は砂岩のため、工事は比較的やり易かったとは思いますが、江戸時代に掘削された部分(上半分)は手鑿で施工されており、丁寧な工事がなされています。一方、昭和の工事(下半分)は掘削機で掘られたらしく、荒々しい溝が沢山できていました。