警廃記念塔
2019年1月11日
中野市東山公園にある高さ10m弱の塔で、天辺に平和の象徴の鳩が配置されています。大正15年7月 郡制廃止に伴い中野警察署は須坂署と飯山署に合併廃止されることになりました。それに反対する中野町民は旗を立てて県庁に押し寄せました。多くの町民が有罪に賦されましたが、昭和天皇即位の恩赦で無罪となり、その後中野警察署は復活しました。それを記念する塔です。
以来、中野町民は警察署を大事にしてきました。中野警察署の方に聞いたのですが、中野署は県内の警察署の中でも事件が少なく、市民の理解も厚く仕事をしやすい署だそうです。そのため、警察官の中でも転勤希望が多いそうです。大正時代のこんな事件が関係しているのかも知れません。
このブログをアップした後、今朝発刊の北信ローカルを見たら、この塔が改修されるとの記事が出ていました。(グッドタイミングと言うか、意図したわけでは無く、全く偶然の出来事です)