下のぶどう園
2017年2月13日
東山の土雛資料館から如法寺の脇を上ると、更科峠に至る林道南線になります。妙法寺の南側の山の斜面はブドウ畑が広がっています。写真は林道南線の起点付近から南西方向を撮影しました。写っている家屋は人は住んでおられないようですが、昭和30年代頃は今で言う「観光ぶどう園」をやっていました。毎年、ぶどうの収穫期を迎えると竿の先に旗が掲げられ、その旗を見て中野の町民は「ブドウ園が始まった」と言って、ぶどうを食べに山まで登った来たものです。もう一軒のぶどう園は左端の山道を登ったところにあり、「上のぶどう園」と呼ばれていました。このお宅の方は、今もここに住んでおられます。