ヤシャブシの雄花
2019年4月2日
漢字で「夜叉五倍子」と書きます。夜叉は顔貌醜悪なインドの神、五倍子(ぶし)は鉄漿(お歯黒)の原料になる植物の種子や虫癭(ちゅうえい)などを指します。ヌルデの虫癭が最も良い鉄漿の原料ですが、キブシやヤシャブシの果実にもタンニンが含まれるので稀に利用されます。さしずめ「品質が落ちる鉄漿の原料」と言ったところでしょうか。
それにしても、すさまじい花付きの良さです。カバノキ科ハンノキ属で、春先に花粉症を起こす樹木の一つです。
2019年4月2日
漢字で「夜叉五倍子」と書きます。夜叉は顔貌醜悪なインドの神、五倍子(ぶし)は鉄漿(お歯黒)の原料になる植物の種子や虫癭(ちゅうえい)などを指します。ヌルデの虫癭が最も良い鉄漿の原料ですが、キブシやヤシャブシの果実にもタンニンが含まれるので稀に利用されます。さしずめ「品質が落ちる鉄漿の原料」と言ったところでしょうか。
それにしても、すさまじい花付きの良さです。カバノキ科ハンノキ属で、春先に花粉症を起こす樹木の一つです。