ヤマブキショウマ
2019年7月30日
葉っぱがヤマブキに似ている升麻(しょうま)と言う意味です。ショウマと名が付く植物は他にもトリアシショウマ、サラシナショウマなどがあります。升麻の仲間は生薬の原料として、また山菜として利用されますが、いずれもキンポウゲ科の植物で軽い毒性があります。サラシナショウマは「更科」ではなく「晒し菜」で、茹でて水に晒して食べれば当たらない、と言う意味です。
この写真は横手山スキー場で撮影したものですが、見事な株です。冬の積雪期に雪を固めるために硫酸アンモニウム(硫安)を撒くために、富栄養化してこのように徒長したものと思われます。