雨の日曜日
2023年5月7日
4月7日 (日) は朝から雨で、一日中家にいました。庭のツルニチニチソウ(Vinca major)の花が、雨に打たれていました。ところで、WEBでは「ツルニチニチソウは植えてはいけない植物」と書かれていました。理由の一つ目は、「繁殖力が強いので、他の植物を駆逐してしまう。いちど根付くと絶やすのに苦労する」そうです。グランドカバーに植えたのは良いが、ランナーを出して横にどんどん広がるので質(たち)が悪いです。そんなことを知らずに植えたので、我が家の庭はツルニチニチソウだらけです。
もう一つの理由は、「ツルニチニチソウは有毒植物だから」です。でも、この花を見たり触ったりするだけなら、中(あた)りませんからご心配なく。草本にニチニチソウ(Catharanthas roseus)と言う植物があります。どちらもキョウチクトウ科の植物で、アルカロイドを含むために有毒です。Vinca alkaloid のことは、「信州・薬草の花」市川董一郎著 p 77 に詳しく書いてあるので、興味のある方はそちらをどうぞ。また、ニチニチソウの線虫病のことは、ブログ「実験室」 2022.11.11 「線虫」に書いておきました。(このブログも最近のNHKみたいに「番宣」が多いです。そうでもしないと、見て貰えないので・・‥)
ミヤコワスレが咲き始めました。清楚な姿が、都を忘れさせるそうです? ミヤマヨメナの園芸種です。
シャガです。一度根付くと、いつの間にか蔓延(はびこ)ってしまいます。植えてはいけない植物かも知れません。中野市東山の如法寺観音堂あたりの山の斜面は、一面シャガの群落です。花の色調は浴衣地になりそうで涼しげです。
エビネです。いまから50年以上前に中野市間山の杉林の中に群落になって生えていたので、採ってきて植えました。その後、杉林は伐採されエビネは絶えてしまいました。我が家のエビネは根付き、その後毎年花を咲かせてくれます。世の中には、エビネ・マニアと言う人種もいるようです。
植えて40年ほど経つ紅白のツツジです。こんなに大きな株になっているとは気付きませんでした。紅白だから、我が家の「源平ツツジ」です。