サンシュユ(1) | 市川内科医院 院長のブログ│休憩室

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サンシュユ(1)

2016年12月13日

冬枯れの中、当医院の前庭のサンシュユ(別名 秋珊瑚)の木の枝に、赤い果実が残っていたので、試しに食べてみました。噛むと硬くて大きめの核(種子)が歯にあたりました。果肉は酸味と淡い苦みがあり、舌に渋みが残りました。あまり美味しいとは言えず、鳥たち(ヒヨドリ)に不人気なのもわかります。果肉を乾燥させたものは強壮作用があり、漢方薬の八味地黄丸の原料になります。

九州民謡「ひえつき節」に、「庭のさんしゅうの木に 鳴る鈴かけて・・・」とあり、地元では「さんしゅう」はサンショウ(山椒)であると言われていますが、山椒の木に鈴をかけても様にならないので、ここではサンシュユ(山茱萸)が正しいと私は思います。(この項続く)

 

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