関田山脈・黒倉山・鍋倉山
2019年4月19日
妙高市関山から見た関田山脈の山々です。中央左寄りの尖った三角の白い山が黒倉山(1242m)、その右の一番高い丸い山が鍋倉山(1288m)です。関田山脈は新潟県側から見ると、斜面が急で荒々しい印象です。引き換え、長野県側から見ると丸みを帯びてます。
このような地形を、非対称性山稜と言います。「長野県側が隆起、新潟県側が沈降している」と言うか、「隆起のベクトル方向が新潟県側に傾いている」からです。同じような現象は、北アルプス後立山連峰でも見られます。長野県側の斜面が切り立っていて、富山県側は穏やかです。