千曲川上今井の瀬替え工事
2020年4月19日
4月5日のブログ「上今井橋」でお約束した瀬替え工事のことについてお話しします。江戸時代末期の善光寺地震のあと、善光寺平の千曲川下流部はたびたび洪水に見舞われました。その解決策として、上今井地区で蛇行している千曲川(地図の白抜き)をショートカットする工事が計画されました。工事は明治5年に完工しましたが、上今井の人たちは自分の畑に行くのに渡し舟に乗っていかなくてはならなくなりました。昭和に入って、その解決策として上今井橋ができたのです。背替え工事の成果があったかどうかは不明ですが、その後も千曲川は大氾濫を繰り返しています。(国土地理院2.5万図に手を加えました)