一本木公園
2023年10月20日
午後は雨が降りそうだったので、いつもの山をあきらめて一本木公園に行きました。いま、公園の展示館では、礰珉(れきみん)展をやっています。この展覧会には、私も出品しました。
会場に入ったら正面に私の作品が展示されていました。奨励賞でした。今年の作品は自信がなかったけれど、なんとか入賞できてよかったです。会場にいた嶺樹会(主催者)の人に、「市川さんは写真をやっているから、構図が良いんだよね」と言われました。「タッチや色彩は素人臭い」と、言われたようで、嬉しくもあり、悲しくもあり・・・・です。確かに、他人(ひと)は、絵がうまいです。
ここに、戦前は広大なホップ乾燥工場(アサヒビール)がありました。その時植えられポプラが残っています。頭をとめられたせいか、北海道で見るポプラの様子が違いますね。(北海道大学のポプラ並木が有名です) 中野にはもう一つホップ乾燥工場(サッポロビール)がありました。その工場の敷地は狭かったのでポプラは植えられていませんでした。ポプラは札幌の方が似合うのにね。
昔、中野小学校のグランド脇にも大きなポプラが植えられていました。ポプラを見ると「真っ赤な空に 突っ立つポプラ・・」の歌を思い出します。子供の頃、この歌が好きでした。因みに、ポプラはヤナギ科の樹木です。日本のヤマナラシは西洋のポプラとよく似ています。
今、一本木公園はバラ公園として知られています。名残りのバラが咲いていました。
ソメイヨシノの古木が紅葉し始めていました。
戦前の中野町尋常小学校の校舎が移築されています。この校舎は戦後、中野中学校の校舎になり、そのあと中野小学校校舎として使われました。私が小学校の頃は西校舎と呼んでいました。当時は、もっと両脇に長い校舎でした。移築したとき、両脇を切り詰めたのです。正面の赤い星印は中野小学校の校章です。この校章は一筆描きで描けます。「いっちゃ むちゃ ちゃっちゃむちゃ 油味噌こねた」と歌いながら描くのです。当時の子供は、誰でもこの五角形の星が描けました。
公園の南側は、イングリッシュ・ガーデンです。こんな時期にダリアが満開でした。