秋の山ノ内町
2025年10月31日

上林の志賀高原ロマン美術館へ行きました。1998年 長野冬季オリンピックを記念して建設されました。設計は黒川紀章氏です。黒川氏は世界的に有名な設計士で、美術館建設後、山ノ内町名誉町民になられたのではなかったか?と思います。(黒川氏ではなく小澤征爾氏?、あるいはお二方とも?) 奥様は俳優の若尾文子氏です。黒川氏は東京地知事選に立候補されました。黒川氏の逝去後、都知事選で使ったバス位大きな宣伝カーが遺族から町に寄贈されましたが、あれはどうなったかなあ。町も迷惑がっていたと思います。
以前、私は中野市美術品取得審査委員をやっていたことがあります。市民からネズミのおしっこがかかったような掛け軸の寄贈があった時、お断りしたことがありました。いくら高名の作家でも、保存状態が悪ければ価値は落ちます。 ある市では、二流画家の描いた絵を大量に寄贈を受けて、何年かしてきちんと保管されていなくて紛失したことが判明しました。本人か遺族が提訴しましたが、市だって貰って困るような作品は大事にしません。。 終活と言って何でも人にものをあげるのは考え物です。自分で責任をもって捨てるのが一番ですね。

1.美術館の先はのとんがり帽子のカフェです。
2.美術館では、桜田晴義、土屋貢、土屋明智 三氏の作品が展示されていました。桜田氏と、土屋貢氏はスペインで、土屋明智氏はアメリカで修行した、長野県ゆかりのある作家です。非常に内容のある展示で、学芸員の努力が偲ばれました。山ノ内町の文化レベルの高さに羨ましさを感じました。桜田氏は私の小学校時代の同級生です。我がクラスの誇りです。
3.帰りに緑地公園でマレットゴルフをやりました。
4.高社山は紅葉が大部進んできました。里の紅葉も間もなくです。


 
	
	



















