白熱電球
2019年3月15日
エジソンが発明した電球は、中国の竹を細く割って、それを焼いて作った炭素フィラメント(熱線)でした。竹の炭は適当な電気抵抗を持つため、当時考えれれるフィラメントの素材としては最適でした。炭は火を点けると大気中では燃えてまうので、エジソンは電球の中を真空にしました。
この写真の電球のフィラメントはタングステン(W)です。タングステンは融点が高いため、高温にすることができ、明るい電球が作れます。電熱器、電気ストーブのヒーターはニクロム線ですが、電球に比べて温度が低いので、周囲の環境を真空にする必要がありません。