西町本通り
2021年3月17日
市民会館前交差点から北が西町本通りで、かつては道の真ん中を川が流れていました。ほかに、このように道の真ん中に川が流れていたのは、東町、中町、湯町通りでした。中野小唄では「町の真ん中に川がある」と歌われていますが、実際には川は道の真ん中を流れていました。生活用水を川から取り入れていたころの名残ですが、車時代が来て姿を消しました。
画面中央のお宅は、かつては杞柳製品を商っておられました。昨日のブログで書いたのですが、中野は杞柳の生産地でした。柳行李をはじめとする杞柳製品を製造販売するお店がありました。平成に入った頃まで、このお店では杞柳の買い物かごや花かごを製造販売していました。