小布施散歩・都住矢島
2022年12月11日
小布施町は歴史の故郷です。あちこちに歴史を感じさせる事物であふれています。中野市から国道403号を小布施町の中心地に向かって車を走らせました。ゴルフ練習場(SS倶楽部・小布施)をすぎて、すぐに矢島集落に向かって左折しました。すぐに、矢島・諏訪社の鳥居が目に飛び込んできました。県内には、諏訪神社の分社が沢山あります。その社では6年に一回、諏訪大社の翌年、御柱が曳行されます。
諏訪社のすぐ先に「町宝 木造阿弥陀如来及両脇侍立像」の標柱がありました。右側の面には「本阿弥陀三尊は寛永六年(1709)に仏師の兵部によって造像されたものであり、本格的な漆箔がされ、しかも今日までほとんど損傷が見られない」と書いてあります。ここには、梵語で書かれた石塔と数体の石仏があるだけで、漆塗りの仏像は見当たりません。どこのあるんだろう?
矢島の村中の道は狭く、鉤型に曲がる角もあり、江戸時代前は城下だったような趣です。しばらく、車を走らせると、小さな(失礼!)お寺がありました。本堂の右には庫裏らしき建物があり、住職がおられるようです。境内に古木の枝垂れ桜があり、花の盛りはさぞかしきれいでしょう。