まだ梅雨入りしません | 市川内科医院 院長のブログ│休憩室

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まだ梅雨入りしません

2024年6月19日

昨日は一日中雨模様でした。しかし、気象庁では長野県の梅雨入りを宣言しませんでした。案の定、今日の青空は抜けるような爽やかさでした。気圧配置は北からの高気圧に覆われました。乾いた涼しい空気に覆われて、今日の好天気がもたらされました。以前にも書いたけど、空気が乾いていたので、晴れて気温が上がりました。明後日あたりから太平洋高気圧が勢力を強めて、梅雨前線を押し上げるので、その頃が梅雨入りかと思います。

夕方、医院のベランダから高社山を撮影しました。偏光フィルターを付けて撮影したので、緑が一段と美しく撮れました。深い緑色が胸に沁みます。

 

最近、伊福部昭にはまっています。伊福部昭は日本のクラシック音楽の大作曲家です。

片山杜秀が描いた伊福部の評伝がとても面白いのです。いずれ、この本のことは、実験室ブログで紹介します。伊福部昭の作品は最近よく耳にします。ゴジラのテーマ曲と言えば、お分かりになるでしょう。ゴジラの映画は何作も出ましたが、テーマ曲はすべて伊福部昭の「あれ」でした。今年有名になった山崎貴監督の「ゴジラー1.0」でも、「この」テーマ曲が使われています。そして、片山さんの伊福部愛が半端じゃないのです。読んでいて、笑っちゃうほどです。上の2つのケースに3枚のCDが入っています。「日本狂詩曲」「交響譚詩」「シンフォニア・タプカーラ」の伊福部の代表曲が収められています。

私は、一日中何かの音を聴いていないと気が済まないので、どこへ行ってもFM放送を聴いています。NHK-FMはお昼の時間帯に歌謡曲が流れます。最近、心境の変化か歌謡曲、特に演歌を聴くと、ドーンと胸が重くなってきます。そんな時、伊福部が聴きたくなります。この3枚のCDを聴くと元気が出てきます。旋律が分かりやすい上、リズムがはっきりしているので、一音一音が胸に刺さります。心がどんどん元気になります。私の伊福部昭依存症は、音が聞こえないときにも、伊福部の何かの旋律が浮かんでくる程です。

CDの内容で先に挙げた3作以外に「サロメ」が素晴らしいです。大音量でヘッドフォンで聴くと、その音量と迫力に酔います。   

書名の「大楽必易」は、意訳すると「すぐれた音楽はわかりやすいものである」だそうです。納得!

CD 向かって右は、「タプカーラ」などが収められている。ヤブロンスキー指揮、ロシア・フィルハモニー  NAXS社  ジャケットの絵が青木繁の「海の幸」で、演奏と合わせて素晴らしいです。最近、音楽は殆どが配信ですが、CDで買うと丁寧なライナーノーツが付いて来るのが良いです。この2つのCDも、片山杜秀の丁寧な解説があって読み応えがあります。日本で伊福部昭といえば解説は片山杜秀が独壇場のようです。

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