沓野・上林を歩く
2024年9月23日
秋分の日の振り替え休日(23日)の午後は、田んぼ中の道を沓野の村外れから志賀草津道路 の上林ゲートまで歩きました。田んぼは黄色く色付き、稲刈りが始まっていました。
1. コンバインが入らない田んぼは、このように手で刈るしか仕方が無いようです。
2. このお宅の田んぼは、稲が倒伏してしまいました。周囲だけ稲刈り機で刈って、後はコンバインで収穫するようです。 稲丈が伸びすぎると、倒伏しやすくなります。稲丈が伸びすぎる原因は、肥料のくれ過ぎ、初夏の高温などです。今年は、倒伏した田んぼが多いような気がします。最近の研究では、雷によるプラズマ放電で空気中の窒素が固定されて、固定された窒素が植物の成長を促すらしいです。今年の夏は雷が多かったので、全体的に窒素過多になった可能性があります。
3. この田んぼは稲の丈が適切で、倒伏していません。田んぼ作りは難しい。
4. ハザ掛けしない稲は、こうやって乾燥させます。(手前)
5. 圃場整備事業竣工記念碑です。揮毫は小坂善太郎氏です。政治家は皆字がうまいね。字がうまいから政治家になるのか、政治家になったら字を習うのか、どっちだろう。
6. 左隅にハザ掛けの稲が見えます。自然乾燥したお米は美味しいそうですが、今このようなハザ掛けは珍しいです。
7. サンショウの果実。赤い果皮がむけると、内側の黒い種子が顔を出します。七味唐辛子はこの黒い種子を挽いて入れます。このサンショウは田んぼの畔に一本だけ植えてありました。
8. 上林ゲートまで上がってきました。写真の道路は志賀高原に向かっています。