七面神社
2017年10月22日
東山の霊閑寺上の駐車場から鴨ヶ嶽登山道を上ると10分ほどで七面山に着き、ここには七面神社が祀られています。この山は市内東横町の鈴泉寺(日蓮宗)から見て鬼門の方向(北東)にあたります。日蓮宗では七面大明神は鬼門を封じ七面を開くとされます。七面神社は鈴泉寺の守り神様として祀られてきました。七面神社の御堂の中には、小さな石祠(画面右下)が安置されています。
風水では北東が鬼門です。しかし、地図を見ると七面山は鈴泉寺から見て東の方向にあたり不思議です。もともと中野の街並みは扇状地の水の流れに沿って作られています。街の人は縦通りを南北と判断していますが、正確には南北の線は東に35度ほど傾いています。そのため、町の人が言う北東は、正確な方位では東にあたるためこうなったのでしょうか。