B型肝炎ワクチン
2016年12月22日
中野市でもB型肝炎ワクチンの接種が始まり、先日健康センターで乳児対象の接種(注射)をしてきました。B型肝炎は東アジアに多い病気で、日本では国民病とも言われています。戦後、輸血による感染が多発して、輸血後肝炎の対策が講じられました。その後、母児感染(お母さんから赤ちゃんに感染)から、慢性肝炎、肝硬変、肝がんに至る症例が多いことがわかりました。病気の進行を食い止める治療は進んだのですが、母児感染を食い止めるにはワクチンの接種が必要です。厚生労働省では9月に1歳未満児のワクチン接種に踏み切りました。