志賀高原の成り立ち
2021年7月13日
横手山中腹から志賀高原の中心部を見下ろした風景です。この辺りは大昔に高原状の溶岩台地をなしていたところに、比較的最近になって火山活動が活発化して多くの新山が生まれました。ここに見える山はすべて休火山で、これからも火山活動が活発化する恐れがあります。この写真には写っていませんが、活火山の白根山に至ってはつい先ごろも大噴火し、死者が出たことは記憶に新しいです。一方、高原の北東部の岩菅山塊はもっとずっと古い火山で、死火山なので噴火の恐れはありません。写真左端は笠ヶ岳、右端はオオボッコ山です。中段に熊の湯スキー場や、熊の湯、硯川のホテル群が見えます。