今日はお彼岸中日です
2022年9月23日
太陽の通り道である黄道と天の赤道が交わる日は一年に２回(春分と秋分が)あります。彼岸とは仏教で「生死の海を渡って到達する終局、理想・悟りの世界」のことです。この日は祖先に感謝し供養する日として1948年に祝日に定められました。
この写真は昨日撮影しましたが、ヒガンバナはいつも秋のお彼岸の頃満開になります。ヒガンバナの開花のエピジェネシスは、温度ではなく日照時間で作動するようです。キクやシャコバサボテンがその例で、短日植物と呼ばれます。一方積算温度で作用する植物として、バラ科の果樹(サクランボ、リンゴ、ウメ)があります。
彼岸花は曼殊沙華(まんじゅしゃげ)とも呼ばれ、球根は昔は救荒植物として食べられました。しかしヒガンバナは有毒植物のため、球根をすりおろして澱粉粒を得、何回も水にさらして毒を洗い流して食べました。
