サラシナショウマ
2019年10月10日
やや湿ったところに多いキンポウゲ科の植物です。「サラシナ」は「更科」ではなく「晒し菜」の意味です。葉に臭みがあるので、茹でて水に晒して食べるから、こう名付けられました。多くのキンポウゲ科の植物は有毒ですが、茹でれば毒性が薄らぎ食べられます。同じキンポウゲ科のニリンソウなども北信では茹でて食べますが、あまりお勧めしません。さすが、トリカブト(これもキンポウゲ科)だけは誰も食べませんね。それでも、ニリンソウと間違えてトリカブトを食べる事故が過去にありました。
サラシナショウマは群生することが多く、この花が沢山咲くと瓶洗いブラシが何本もつっ立っているようで面白いです。