我が家の主(あるじ)のガマガエル | 市川内科医院 院長のブログ│休憩室

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我が家の主(あるじ)のガマガエル

2022年10月26日

ブログ「実験室」から引っ越してきました。「実験室」は機械や工作を取り上げるブログとして、生物(動・植物)と医学は今までどおりこちらで紹介します。よろしくお願いします。

ちょっと気味が悪い写真ですが、この蛙は私にとっては大事なお客様です。(主と言っておいて、お客様はないか?)一般的にはガマガエルと呼びますが、正確にはヒキガエルです。雨の降る夜、玄関前の薄明かりの中で、うずくまっていました。もう何年も前から我が家に住み着いています。薄のろで、あやまって足で蹴飛ばしても逃げません。

ヒキガエルは毎年桜の花が咲く頃、夜になると周辺のカエルが一箇所の池に集まって産卵します。1頭の雌に数頭の雄が群がって産卵を促すその姿は「カエル合戦」と称されます。翌日の昼間見ると、黒い卵が細長いゼラチン質の卵塊に包まれて池の中に沈んでいます。黒い卵はやがてオタマジャクシになり、成長して後肢が生え、そのあと前肢が生え、尻尾が消失します。梅雨時の雨の夜、子ガエルたちは一斉に丘に上ってあたりに散らばります。

ヒキガエルの産卵場所は、北信では長野市地付山花岡平、小布施町都住岩松院、中野市東山如法寺が有名です。我が家のヒキガエルは毎春、約1.2kmも離れた東山まで行くのでしょうか?それとも、もっと近くに産卵婆所があるのでしょうか?不明です。

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