落ち葉の季節・秋の話題あれこれ | 市川内科医院 院長のブログ│休憩室

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落ち葉の季節・秋の話題あれこれ

2022年11月14日

昨夜の雨で、我が家のハウチワカエデの葉が全部散ってしまいました。今年の紅葉はあまり色づきがよくなかったけれど、全部散ってしまうと寂しいです。後の庭掃除は大変だろうな。私はやらないから、家内がやってくれればいいなあ。

 

 

 

 

サンシュユ(山茱萸)の果実が赤く熟しました。最近「散歩道の四季」で、「羽村のばあば」さんが、「山茱萸の果実はどんな味がするんだろう」とコメントしておられました。以前、齧ったことがあることを思い出して、ブログ(2016.12.13)を探しました。そして、今回も齧ってみました。そこでも書いたのですが、果実は酸っぱくて渋らっこく、その上核がやたらと大きくて、およそ美味とは言い難かったです。山茱萸はミズキ科で、同じ科のヤマボウシの果実は「山桑」と呼ばれ食べられます。サンシュユの果実も毒ではないと思います。

(私は、過去にブログで書いたことは、あまり繰り返したくないので、過去のブログの投稿日時を調べて、皆様にお知らせしています。もし興味あったらアーカイブから入ってご覧ください。皆様の中に、「以前、市川のブログで見た記憶があるが、それはいつだったかなあ?」とお思いの方、実は奥の手があるのです。その場合「どんな写真だったか?」をページ内の mail  address  までご連絡下さい。私しか開けない投稿フォームがあり、そこでmedia(写真)を探して差し上げます。ただし私のブログも約6年経ち、投稿回数も2200回に迫ろうとしています。2200枚の写真の中から1枚を探すのは至難の業ですので、お手柔らかにお願いします)

 

 

 

夏の園芸品の花が終わってそれを抜き、放置しておいたフラワーポットに、「?」が葉を落として種だけになって残っていました。引き抜いてゴミ袋に取り込もうとしたら、種がはじけて目に入りました。顔にもパチパチ当たりました。種はものすごく小さくて、肉眼では殆ど見えません。(しかも、老眼の私ですからお手上げです) たくさんの種が目に入って、目がゴロゴロします。涙が出て、1時間ほどしてごろごろ感は少し和らぎました。写真の中央の赤い実が弾ける前の状態で、周りは弾けた後の蒴果です。ところで「?」が分からないのです。20年位前に友人から苗を貰ってきたときは、確か「ヒグラシソウ」と教わったはずなのに、Web.ではどこを探してもヒットしません。ユウグレソウ、タソガレソウ、ヒグレソウ・・・全部 ✖   

種子か弾け飛ぶことで有名なのは、インパチェンスです。和名ホウセンカ(鳳仙花)、ツリフネソウ科ツリフネソウ属、ラテン語名は impatiensで、impatient  がその語源です。impatient は和訳すると「我慢できない」という意味で、蒴果が弾け飛ぶ寸前は「もう我慢できない!」そして「パチン」です。また、「患者」を patientと言いますが、patient は「我慢する人」と言う意味です。

「鳳仙花」というと島倉千代子の歌ですよね。いい歌です。しかもこの頃の島倉千代子は歌がうまい  !   話がそれました。   ツリフネソウを調べたら弾けた後の蒴果は、「?」とそっくりなのです。夏の姿は、ツリフネソウやインパチェンスとはおよそ似ていないのに、花柄と蒴果だけはよく似ています。「?」は、ツリフネソウ科の園芸植物のようです。何方かご存じの方、ご連絡下さい。( 「また始まった  !  」なんて言わないで)      ところで、以上述べた植物以外に、種子が弾け飛ぶ植物は、ゲンノショウコ(フウロソウ科)、カタバミ(カタバミ科)などがあります。カタバミは厄介者で、花が咲いたらすぐ引き抜いた方がいいです。 昔はカタバミは刺身のツマに使ったようです。落語に「かたばみ」という話があります。クマさんはいつもハッツァンの家へ行って、「刺身が手に入ったからカタバミをお呉れ?」と言って、庭に生えているカタバミを持っていきます。毎回の事で、業(ごう)を煮(に)やしたハッツァンは、クマさんの家へ行き「うちの庭にはいっぱいカタバミがあるので、刺身をお呉れ   !  」  お後が宜しいようで・・・・  

 

 

 

 

 

 

 

 

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