ベイリーフ
2017年1月3日
秋の終わりに剪定して保管しておいたゲッケイジュ(月桂樹)の葉が、適当に乾燥してきたので取り込みました。ゲッケイジュは地中海原産で、明治時代に日本に入り、庭園植物として栽培されます。古代ギリシャでは、アポローンの祭りであるビューティア大祭の勝者に、月桂樹の枝を輪にした月桂冠が与えられました。ゲッケイジュの乾燥した葉はベイリーフで、スパイスとして利用されます。カレーやシチューの香り付けにします。(ベイリーフをご希望の方はご連絡ください。差し上げます)
ゲッケイジュはクスノキ科の灌木です。クスノキ科というとあまり馴染みがないかも知れませんが、北信地方でよく目にするダンコウバイ、アブラチャン、ヤマコウバシ、クロモジも同じ仲間です。