ハハコグサ
2021年6月29日
中野市民会館は補修工事が予定されているためか、周囲の花壇がほったらかしで草だらけになっています。ハハコグサが咲いていましたが、この花は日本本来の野生種で、春の七草のゴギョウです。白い綿毛が付いた茎や葉と言い、淡い黄色の花…
ユキノシタ
2021年6月27日
高山村水中の日陰の斜面群群生していました。地味な植物ですが、これだけたくさん咲くと目立ちます。ユキノシタ科ユキノシタ属の植物で、葉は食用になります。葉を日陰干ししたものが生薬「虎耳草」で、解熱、解毒、鎮咳などの作用があり…
サンカヨウ
2021年6月25日
北信地方では、初夏の深山でよく見かけます。写真は赤滝川渓谷で撮影しました。サンカヨウはキンポウゲ科の植物で、白い花は花弁ではなく萼片なので長く咲いています。(この項、誤りでした。「サンカヨウはメギ科の植物で、白く美しい6…
岩菅山のハクサンチドリ
2021年6月24日
山頂直下の草付き斜面に咲いていました。ハクサンチドリは麓の高天原湿原や一ノ瀬湿原に多生します。この花は中腹の岩菅登山道では全く見かけないのに、山頂直下で再び行き会うのは不思議です。隔離分布する理由を知りたいです。
ハクサンイチゲ
2021年6月23日
岩菅山頂上直下の草付き斜面に咲いていました。ハクサンイチゲは北アルプスなどではごく普通に見られますが、志賀高原では限定的で、岩菅山でしか見かけません。しかし、盗掘されたためか以前に比べてかなり少なくなりました。
シラネアオイ
2021年6月20日
多雪地帯の深山に咲く美しい花です。赤滝川渓谷で見かけました。高山植物の代表格で、山野草愛好家のあこがれの的でもあります。山野草の店でよく見かけますが、栽培が難しくなかなか増えません。株分けや種まきで増やせますが、大量に増…
トチノキの若木
2021年6月19日
トチノキの大木の下では、今年芽生えたばかりの若木が、枝葉を伸ばしていました。枯れ葉をどかしてみたら、直径2㎝ほどの丸い種子から幹(枝)と根が生えていて、根は地中深く伸びていました。さらに、種子の中の胚乳はたっぷり残ってい…
トチノキの花
2021年6月18日
トチは大木になり、初夏には上向きの花房が鈴なりに着きます。トチから採った淡い色調の蜂蜜は、香りがやさしく、マイルドな味わいが好まれます。大きなトチノキ1本から、さぞかし沢山の蜂密が採れることでしょう。赤滝川渓谷にて