頼朝山から旭山
2021年3月21日
3月20日は長野市西長野の頼朝山に登りました。山頂の看板に、「源頼朝が善行寺に参詣した際、静松寺で没した家来を弔うため、寺にこの山を寄進した」とありました。正面が受験祈願で有名な旭山です。間を裾花川が流れます。 &nbs…
笹川と十三崖
2021年3月20日
旧・夜間瀬村方向から流れてくる笹川が夜間瀬川に合流する直前です。十三崖は夜間瀬川が作ったと思われがちですが、実は笹川が削り取ってできたのです。もともと笹川が流れていたところに、夜間瀬川が流路を変えて流れ込み、今の姿になっ…
八ケ郷用水取り入れ口
2021年3月19日
夜間瀬川の河川敷内の用水取り入れ口です。竹原堰だけはこの下流で取水されるため、残り7ヶ郷を潤す用水がここで取り込まれます。堰堤の大きさからみて、いかに八ケ郷用水が多くの水を取り入れているか伺い知れます。
八ケ郷用水分水タンク
2021年3月18日
中野扇状地の治水と利水は、夜間瀬川からの取水の歴史でもありました。中野町と周辺の農村部に生活用水や農業用水を供給するために、八ケ郷用水が整備されてきました。限られた供給水量を各地域に公平に分配するために、様々なの工夫がな…
西町本通り
2021年3月17日
市民会館前交差点から北が西町本通りで、かつては道の真ん中を川が流れていました。ほかに、このように道の真ん中に川が流れていたのは、東町、中町、湯町通りでした。中野小唄では「町の真ん中に川がある」と歌われていますが、実際には…
更科堰(せぎ)に咲くネコヤナギ
2021年3月16日
更科堰に覆いかぶさるようにネコヤナギが咲いていました。ネコヤナギの仲間にコリヤナギ(行李柳)があります。コリヤナギは杞柳(きりゅう)とも呼ばれ、その材は衣類などを持ち運ぶのに使う柳行李(やなぎこうり)の原料です。杞柳は今…
製糸場の水車動力の水源
2021年3月14日
昨日のブログでお示しした明治6年創業の中野製糸場の動力の水源は、八ケ郷(はっかごう)用水の更科堰(さらしなせぎ)でした。更科堰は八ケ郷用水の中でも最も水量が多い堰です。(中野製糸場の動力は建造後まもなく蒸気に替りました)…
明治初期の中野町の製糸場
2021年3月13日
関長年筆 中野市史・歴史編(後期)より転載しました。明治6年に創業した近代的製糸工場の絵です。右上の説明文には「信濃国高井郡中野町製糸場水車器機略図」と書いてあり、機械を動かす動力が水車であったことが分かります。水車を回…