2711 雨柱が立った
2026年8月8日

午後、空が暗くなってきて雷がゴロゴロ鳴り始めました。長野市方向に雨柱が立っていて、中野も弱い雨が降り始めました。この写真を撮る直前に雨柱付近で稲妻が光りました。稲光と雨柱が撮れたら良い写真になったのですが・・・・。中野は大した雨にならず、すぐに止んでしまいました。
雷がなるとプールは遊泳禁止になるので、午後は絵を描いて過ごしました。甥に色々教わったので試したら、うまくいきそうな手応えです。油絵は自己流だけではだめなことが、つくづく分かりました。

夕方の7時半頃、上空は曇っていましたが、西の空は晴れていました。山は妙高山です。 昔の経験を以下に書きます。
今から50年ほど前の、夏の南アルプスの出来事でした。朝は抜ける様な青空が広がっていました。昼頃、北岳山頂を通過した頃から、上空が曇ってきました。間ノ岳に差し掛かった頃、雷雨になりました。間ノ岳は標高3,190mで、周囲は平坦な高原状になっています。日本で一番標高の高い高原です。発雷の多い地形なので、登山道に沿って 100m 置きに避雷針が立っています。 雷雨が激しくなったと思ったら、豪雨になり雹まで降って来ました。稲光と雷鳴はひっきりなしに出現し、身の危険を感じて岩陰に逃げ込みました。周りを見ると、電光が避雷針めがけて真横に走っています。普通の稲妻は瞬間的に上空から地表に向かって走りますが、間ノ岳の避雷針に落ちる雷光は、持続的に真横に向かって光り続けていました。30 分ほどして激しい雷雨は収まりましたが、雨は降り続いていました。さらに、3時間ほど雨の中を農鳥小屋まで歩きました。日没後、雨が上がったので小屋の外に出てみました。上空は厚い雲に覆われていましたが、西の地平の雲が切れて見事な夕焼けでした。 今日の夕焼けを見て、このことを思い出したのです。

その時の、南アルプス農鳥小屋の光景です。上空は曇っていましたが、西の水平は真っ赤な夕焼けでした。
発雷時、地表から上空にまで自由電子が浮遊しています。上空に自由電子がある程度溜まると、まとまった雷となって地表に向かって放電します。稲妻の経路は自由電子が多い空間を走ります。前もって地表付近の自由電子を減らせば、雷はそこには落ちません。すなわち避雷針は小さな雷を落としてしまって、発雷を防いでいるのです。





















