桜沢を歩きました
2023年4月3日
中野市桜沢へ行きました。歩き出しの駐車帯から、土蔵だけ残った民家を望みます。傷んでいるけど風格があります。昔の農家はどこにもこのような土蔵がありました。
上り坂を少し進むと桜が満開でした。
集落の上部はブドウやリンゴ畑が広がっていました。耕作放棄地も多く、写真手前はナシの木にクズが絡みついていました。中段の白い工場群は、キノコの栽培施設です。中野はキノコの生産量が多いです。その奥は、中野市街地です。
果樹園地帯を通り過ぎると、森林地帯に入ります。林道の入り口は電気柵が敷かれていて、私はフックを外して林道に入りました。
林道の降り口にあった看板です。私は「間伐林道 間山桜沢線」を辿りました。ところで「間伐」の「伐」が「我」になっていて、直してありました。「八生(やおい)のカヤ」の説明文が消されていますが、もともと、そこには大きなカヤの木がありました。私の記憶では、根元から8本に分けれていたように思います。しかし、このカヤは2,014年2月の大雪で倒れてしまいました。この年は、何回かにわたって関東、甲信で大雪が降り、普段雪の少ない山梨県の一部でも 1.5m を超す大雪が降りました。
林道を1km ほど進むと、このような山小屋風の建物がありました。今は使われていまいようです。水は近くに谷川が流れていて豊富ですが、電気はなく、このような山小屋を長期間維持せるのは難しいと思いました。