髻山に登りました | 市川内科医院　院長のブログ│休憩室

春の陽気に誘われて、長野市若槻西条と飯綱町平出の境界にある髻山に登りました。この写真は小布施町の千曲川右岸から写しました。左は霊仙寺山、中央手前が髻山、左端は高妻山です。髻（もとどり）とは昔の人の髷（まげ）の、おでこに当たる三角形の髪形です。山の形を見れば、山名の由来が分かります。

 

髻山や山千寺登山者用の駐車場に車を止め、歩き始めてすぐ吉の集落を振り返りました。吉は長野市北部の丘陵に広がる穏やかな集落で、谷沿いを北に進めば髻山に至ります。何で「吉」なのか考えてみました。(以下は嘘ですから信じないでください）　髻は髟(かみかんむり、かみがしら)の下に吉と書きますね。「髻」が山体で、その麓の集落だから「吉」とは、できすぎでしょうか？

 

道端にクサボケが咲いていました。たった、一輪だけと言うのが良いですね。

 

 

山頂付近はカタクリの花畑でした。半日陰に入って遠慮がちに花をすぼめた双子のカタクリです。

 

 

 

山頂は平坦な広場です。善光寺平を隔てて上信越高原の山々が望めました。

 

真ん中の山は、群馬県の白根山です。この山は長野、群馬県境稜線の東側にあるため、善光寺平から望むことは難しいのですが、たまたまここからは良くみえます。雪が付くと浅間山に感じが似てます。