黄砂襲来 | 市川内科医院　院長のブログ│休憩室

昨日から盛んに今日の黄砂襲来を報道していました。予報通り、今朝は黄砂で遠くの山がかすんでいます。信毎の「斜面」によると、黄砂の起源地は普通信じられているタクラマカン砂漠ではなく、もっと日本に近い内モンゴルや黄土高原あたりだそうです。近年、この辺りの草地の減少、耕地化、大規模工事などで裸地が増えたのが原因です。そこへ。今年の冬の降水量が少なく、春になって大陸で低気圧が発達しやすい季節になって、黄砂が襲来したのです。

裸地化の原因の一つに、カシミヤを日本に輸出するため山羊の飼育数が増えているのも原因しています。カシミヤと言えばカシミアのセーターは着やすいのですが、私の様なずぼらな人間は、すぐに虫食いの穴だらけにしてしまうので、最近はアクリルしか着ません。黄砂の減少に協力しているのです。