高度計 | 市川内科医院 院長のブログ│休憩室

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高度計

2022年1月29日

たまたま、山ノ内町上林に住んでいる姉と話していて、上林の標高を調べてみました。国土地理院の2.5万図とGPSから、780mと判明しました。ちなみに我が家は370mです。大気圧は高度が増すに従い低下し、おおざっぱには10mで1ヘクトパスカル(hPs)下がります。正確には、1000mで119hPsだそうです。高度計の写真をお示しします。上段真ん中の丸い窓の機械がスイス製(Thommen)の高度計です。(左の革製のケースもがっちりしていて、今も使おうと思えば立派に作動します) 今から40年ほど前に購入したもので、当時の値段で5万円以上したと思います。この高度計を買う前に、イタリア製の製品を買ったのですが、壊れていたのか全く使い物になりませんでした。その点、Thommenの高度計は非常に優れていて、さすが時計などの精密機械製造が盛んな国の製品と感心しました。原理的にはアネロイド型の圧力計を備えたアナログ型の機械で、自動で動くので外部電力が不要です。今は、デジタル型の圧力センサーを使った時計型の高度計が主流です(写真は国産のCASIO)。今の機械は正確で安価なので、1万円以下の製品で十分実用になります。  最下段は米国製(GARMIN)のGPSです。いまは、スマホがGPS機能を持っているので、わざわざGPSを買う人も少ないです。

年をとると山登りのスピードが極端に遅くなります。何メートル登ったら休もうと決めて登り始めるのですが、始終標高ばかりが気になります。GPSではトレースを確認しながら登ることが多いので、標高を知るのは等高線で確認しなければいけないのですが、時計型の高度計があると便利です。   今の私は100m登るのに約20分もかかります。(20分かかって100m登ったら、10分休憩するので、いつまでたっても頂上に着きません。)

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