ミゾソバ
2020年9月11日

どこにでもある植物ですが、この写真は山形県の湯殿山で撮影しました。ミゾソバは茎に短い棘(とげ)が生えていて、茎を引き抜こうとすると指に刺さります。同じ仲間にママコノシリヌグイとかウナギツカミなどという変わった名前の植物が…
エゾリンドウ
2020年9月3日

志賀高原・前山スキー場で撮影しました。エゾリンドウは県内の高原ではごく一般的ですが、花はきれいです。切り花のリンドウはエゾリンドウの園芸種です。よく似た種にオヤマリンドウがありますが、花の付き方、花の形が異なります。 &…
ヤナギラン
2020年8月26日

いま志賀高原のスキー場のゲレンデでは、あちこちで咲いています。木の生えていない日当たりのよい開けた斜面を好みます。アメリカ大陸の北部では山火事が起こると、そのあとの平原がこの花で埋め尽くされ、それが fire weed…
モウセンゴケ
2020年8月25日

高山の湿原では一般的です。この写真は稚児池湿原で撮影しました。赤い花が咲いているように見えますが、見えるのは赤い繊毛を付けた葉です。繊毛の先に粘液が分泌され、虫が停まるとねばついて離れられなくなる食虫植物です。20cmほ…
幹に埋もれる標識
2020年8月19日

志賀高原の笠ヶ岳登山道にありました。樹種はヤハズハンノキで、標識を設置して少なくとも50年は経っていると思います。樹の生命力の強さに驚きます。私の古い記憶では、熊の湯から笠ヶ岳まで何個かの標識が設置されていて、それぞれに…
コバギボウシ
2020年8月16日

写真は熊の湯スキー場で撮影しましたが、この植物は北信では一般的です。同じ仲間のオオバギオウシもよく見かけます。ギボウシの名は、葉の形が橋の両端につけられている擬宝珠(ぎぼし)と似ているからです。