2768 信大自然植物園
2026年11月1日

今日は何となく気乗りがしなかったけど、勇気を出して志賀山原生林に行きました。歩き始めはモタツイたけれど、途中で新発見があり有意義な一日になりました。まがたまの丘(1760m)まで、標高差で190m 登りましたが、トレッキング・ポールを忘れて、そのに辺に落ちていた枯れ枝を杖にしたので、ちょっと歩きづらかったです。 新発見その1 良い写真を撮ろうと、ニコンのデジタル一眼レフを持っていきましたが、大正解でした。最近、写真撮影がすっかり手抜きになって、ソニーのミラーレスで適当にシャッターを押して、帰ってから写真の明暗、コントラスト、彩度を画像処理して使っていました。ブログの写真を選ぶときは画像がイマイチでも、補正でごまかしていました。今日は、デジタル一眼レフで撮影して、一枚ごとに撮影画像を確認して、使える写真だけ残しました。写真が使えそうがなかったら、良い画像になるように色補正や露出を変えて撮影しました。普段の倍以上の時間をかけて撮影したので、満足いく写真が撮れました。アイ・キャッチはその中でも一番、色の良い画像です。

クロベの大木がたくさん生えていました。来年の長野県写真展で「志賀山原生林」の組み写真を計画しています。

以前から度々ブログに出している「クロベ原木」です。近くにあった説明板を読んだら、私がこれまでこのブログで強調したことは嘘でした。「針葉樹の大木は岩を抱くように成長する」は、間違いです。実は、この根上りのクロベの根の部分の内部は空洞だったのです。つまり、こう言うことです。針葉樹の幼樹は、一年に一回、上向き(垂直)の主芽と、十の字状に側芽を生やしながら成長します。松の若木を見ると一番わかり易いのですが、下から上に向かって、棚上に十の字形に枝が伸びています。植物の成長ホルモンは主芽に多く集まるので、樹高はどんどん伸びるのですが、何らかの原因で側芽にも成長ホルモンが回ると萌芽状態になり、いわゆる株立になります。萌芽の方の勢いが強くなると、主株は成長を止め、幹は枯れ始めます、その間に萌芽から根茎が伸びてきて、根上りの状態になります。主株の幹は枯れて腐るので、針葉樹は根上がりの状態になります。という訳で、「大木は岩を抱いて成長する」は誤りでした。すみません。お詫びして訂正します。

地上に浮き出た根茎に苔がついて、原生林らしくなります。

重力に従って斜面の下側の樹の方が成長が早いです。

根茎が岩を下り、それに苔が生えます。

この根上がりした根茎が、今日見た中では一番風格がありました。

ダケカバの大木は、ボロ切れをぶら下げていて、深山の雰囲気が漂います。
結論:根上がりした針葉樹の根茎の内部は空洞のことが多い。





















