サンシュユ（4） | 市川内科医院　院長のブログ│休憩室

春先に黄色い花を咲かせたサンュユは、夏の終わりころには果実は真っ赤に熟します。ところで、サンシュユは中国原産で、江戸時代中期に薬木として渡来しました。鶴冨姫と那須大八郎の故事は鎌倉時代のことですから、まだ日本には存在しなかったことになります。それゆえ、鈴をつけた木はサンシュユではなくサンショウだったと考えるのが妥当で、サンシュユ（1）で書いた説は却下します。