田の雑草 3 ヒエ
2021年9月18日
雑穀として日本に移入されましたが、イネと同じイネ科の植物なので除草が大変です。3葉以上になると除草剤の効果がなくなるので、早い時期の除草剤の散布が必要です。大きくなれば引き抜くしかありません。最近は、あちこちにヒエが生え…
田の雑草 2 オモダカ
2021年9月17日
葉の形が”Y”を逆さにした様で、ユニークです。茎はとても柔らかくて、手折ると簡単にぽきんと折れます。田の草としては一般的で、昔から知られていたようです。家紋に沢潟紋(おもだかもん)がありますが、葉と花をデザインしたもので…
田の雑草 1 コナギ
2021年9月16日
今日から3回のシリーズで、農家の嫌われ者の田んぼの雑草を取り上げます。コナギはミズアオイ科ミズアオイ属で、東アジアに広く分布し、日本には稲作に伴って渡来したものと思われます。母種のミズアオイはナギ(菜葱)とも呼ばれ、葉が…
イタドリ
2021年9月15日
イタドリはどこにでも生えているのであまり注目されませんが、群生すると花が一斉に開いて目を引きます。イタドリの若い茎は、かじると酸っぱくておいしいです。山菜として軽く茹でて食べたり、サラダ感覚で生食もできるそうです。
ヤマトリカブト
2021年9月14日
トリカブトは根茎に有毒なアコニチンを含み、昔は毒矢に塗って使われました。アコニチンは心伝導障害、神経中枢特に呼吸筋麻痺作用があり、動物をi死に至らしめます。一方、生薬の重要な原料でもあり、石灰をまぶしたり、高温高圧で減毒…
タカネコウゾリナの痩果(そうか)
2021年9月13日
花がないので、本当にタカネコウゾリナかどうかは確定できませんが、8月29日 東館山山頂で撮影しました。高山の夏は短く、この株はすでに実(痩果)をつけていました。花も美しいけど実も写真にすると趣があっていいですね。
ハリギリの大木
2021年9月11日
吉城山に登ったとき、中腹の斜面に生えていました。私はこれほど大きなハリギリを見たのは初めてです。胸高直径は1.2mはあると思います。高さ2m位のところで二股に分かれていますが。それでも太い幹は直径60cmを下らないでしょ…
マツムシソウ
2021年9月9日
東館山山頂付近の平坦な草原はマツムシソウが花盛りでした。植物学者の中村浩博士によると、「マツムシとは霊場を行脚する六部と呼ばれた修行僧が、歩きながらたたいたマツムシと呼ばれた鐘がある。マツムシソウの花の中央部がその鐘と似…