2091 長野県立歴史館
2026年7月5日

千曲市屋代の県立歴史館を見学しました。県立だけあって、豪華な建物でした。内容も充実していて、広いスペースにゆったり展示してありました。

館内は実物大の展示物で占められています。
1.縄文以前の食物採取時代の山野の様子です。
2.縄文時代の竪穴式住居と穀倉です。
3.中世の馬耕の様子です。
4.昔の善光寺の模式です。ボランティア・ガイドのおばさんが説明してくれました。落語の「血脈(けちみゃく)」で善光寺が出てくるが、その関連を聞いたのですが、「知らないから調べておく」と言っていました。私も、後でジェミニ君に聞いてみようと思っています。調べたら、石川五右衛門が出てくる話です。長いので最後のページに追加します。お楽しみに・・・。

5.表の廊下に終戦後(昭和30年頃?)に県内の業者が作った耕運機が展示されていました。発動機のフライホイール(はずみ車)が巨大で、時代を感じます。。こんなので田んぼに入ったら泥に沈んでしまいそうです。この時代の発動機は発火プラグを持たない焼玉エンジン(石油が燃料のディーゼルエンジン)が多かったと思います。この耕運機のエンジンにはプラグ端子がついていますが、焼玉から電気点火に移行した時代のエンジンらしいです。スパーク・プラグ点火のガソリンエンジンだとすると、フライホイールが大きすぎます。石油発動機は圧縮比が高く、始動時シリンダーをデコンプレッション(タペットを押し下げて吸気と排気弁を開放)してフライホイールを早く回して、その後タペットを解放して弁を閉じることで、エンジンは始動します。フライホイールを巨大化することで、ヒトの負荷を減らすことが出来ます。デコンプレッションすることで、抵抗なくフライホイールを高速回転させられます。 話は違うけど、昔のエンジンの始動は命がけでした。自動車の前面のラジエタ―グリルの下に、クランクシャフトを入れる穴がありました。クランクシャフトを入れて、回してエンジンをかける際、ピストンが上死点に至る前に発火、爆発してしまうと、クランクは急激に逆回転して、クランクシャフトを持っていたヒトの腕に強力な力が伝わります。それを「ケッチンを食らう」と表現し、場合によっては腕を骨折します。
6.一階のロビーを見下ろします。
7.庭園も見学できます。
8.黒曜石の原石も展示されていました。この石で、石斧や矢じりを作ったのです。
お約束の落語の「血脈(けちみゃく)」です。Wikipediaが答えてくれました。 善光寺には「お血脈」と呼ばれる御印があり、額に押すとどんな罪人でも極楽往生できるとされる。この印が大流行し、地獄に落ちるものがいなくなるため、地獄が経営危機に陥るというコミカルな展開となる。地獄側は「地獄コンピュータ」や「鬼の会議」で対策を練り、古今東西の泥棒の中から石川五右衛門を選抜する。五右衛門は娑婆へ蘇り善光寺に忍び込み、御印を盗むことに成功する。しかし芝居がかった性格から御印を掲げて「ありがてえ、かたじけねえ」と見栄を切り、御印を自分の額に押してしまい極楽に直行するというオチになる。 この話の面白みがわかりますか? 御印を持って地獄に戻り地獄の危機を救うはずが、五右衛門本人と御印が極楽に飛んでいたのでは、地獄の危機は救えない。 ・・お後が宜しいようで・・・・





















